ロビン・ウィリアムズさんの訃報、8/13追記 2014年08月12日(火) 22:52:40   No.43 (映画/TV番組)

2015年03月26日 02:58
 医師オリバー・サックスのノンフィクションを原作とする映画「レナードの朝」。重症のレナードを演じたのがロバート・デ・ニーロで、その担当医師・セイヤー役がロビン・ウィリアムズ。ロバート・デ・ニーロの演技が強烈でしたが、この作品を観てからロビン・ウィリアムズという役者名を意識するようになりました。

 変わり種として、アイザック・アシモフの「バイセンテニアル・マン」(短編集『聖者の行進』収録)が原作の「アンドリューNDR114」では、ロボット役で登場し、どうなるのかとちょっと心配しましたけどなかなかの演技でした。ストーリー的には短編小説の方がずっと面白かったけど。

 最近観た「奇跡のシンフォニー」では、浮浪児たちを取り仕切るちょいワルおやじ役(登場シーンでは似ているなあと…)でしたけど、意外にちょいワルもハマッていました。
 孤児院育ちのエヴァン(フレディ・ハイモア)は色んなもの(風と揺れる草たち、月など自然のすべて)の音楽が聴こえるし、いつか父と母に会えると信じているので、施設では変人として浮いている。そんな少年が深夜、月の奏でる音に誘われて歩くうちに施設を脱出して都会へ。喧噪の取り巻く都会だが、エヴァンにとっては喧噪全てが初めて聴く音楽ばかり。公園でギター(初めて視た楽器)を弾いていたストリートチルドレンに連れていかれた所がウィザード(ロビン・ウィリアムズ)がストリートチルドレンたちを仕切っている廃屋ビル。ここからエヴァンの音楽才能が開花し始める。エヴァン初めての楽器・ギター演奏シーンはなかなか感動的…。
 映画「奇跡のシンフォニー」はエヴァンの軸をメインに、エヴァンの母ライラ(チェリスト)と父ルイス(ロックバンドのギタリスト&ヴォーカリスト)の出会いとすれ違い、母(ずっと死産だと思わせられていた)・父それぞれのその後を描きながら大団円へと…。私好みの映画です。


 ネットニュースによると、重度のうつ病だったらしいと。

《8/13追記》
yahooニュース「ロビン・ウィリアムズさんが演じた役で一番印象に残っているのは?」意識調査を実施中
https://polls.dailynews.yahoo.co.jp/entertainment/12063/result